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蚕の卵を”種”と云います。
塊っている種を一粒ずつ解してから、一定量を手製のネットへ入れます。
ちなみに、この種の塊は頑固で、手指を使えば、爪が割れてしまうほど。

種を入れたネットを枝に結びます。
種から孵化しました。
野飼いのため、テーブル上で、サンプルとなる種を観察しています。
野飼いと云っても、放任主義では育ちません
毎日、昆虫や蛙、鼠、モグラなど、多くの天敵を除去します。
育ってくると天敵であるカラスから守るために、防護ネットを掛けます。

ようやくの収穫です。
猛暑、豪雨などの自然災害を乗り越えた、優秀な繭だけが残ります。

収穫です。

餌となる樹木が違えば色に顕れます。
産地の違いは、そのように、寸法、形、色などに顕れますから、他産地の繭が混ざることはありません。
繭は、一週間も放置すると、サナギが孵ってしまいます。
それでは原料にならないので、カッティングして、生きたまま取り出します。
この、”生まゆ”加工は、一粒一粒が大変な手作業です。
一般的には、乾燥させてサナギをミイラにしてしまいますが、シルクはタンパク質なので、アミノ酸組成を変性させないのと、次の種を採るためです。
糸採りをします。
昭和を感じますが、丁寧な作業が要求されます。
機織です。
ストールになりました。
この他、ハンドバッグやアクセサリーなど、多様な製品となりました。

石鹸になりました。
百貨店での風景です。
このときは、50坪を単独で使用する、
【福島シルク絢爛展】。
よくある質問
国産繭だけ?外国産の繭もあるのでは? 外国産の繭は一粒もありません。工業用途で輸入もされません。生糸や生地、製品として輸出する方が儲かります。
国内にある外国産繭は、お土産品とか、展示資料などの用途です。
国内の養蚕は無いのでは? 養蚕の生産高については、農水省の資料をご覧ください。
福島県は、群馬県に次いで全国第2位です。
製品は、どこで買えるの? 全国有名百貨店で開催される展示販売会や、福島県観光物産館でお求めになれます。
小売店への卸しをしておりません。
見学はいつできるの? 養蚕は、収穫時期の7月中旬から10月くらいまでです。製品作りにつきましては、お問い合わせください。
可能な限り対応したしますが、繁忙期、人員、スケジュールにより、調整できないこともございますこと、ご了承ください。


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