トップページ お問い合わせ
☆法人・バイヤー様
 
☆入金真綿の栞 ☆紫根配合基礎化粧品
☆りょうぜん天蚕の会 ☆石川彦太郎商店
☆トレサービリティ
国産繭へのこだわり
国産繭は世界一の品質を誇る農作物です。私どもが扱うのは、結城紬の主原料となる【入金真綿】の福島県産原料繭、野蚕種の群馬県産【黄金繭】、りょうぜん天蚕の会で野飼いされる天蚕繭です。
石鹸を透明にしたのは、繭の正当性が見た目で識別できるためで、一粒たりとも他国産繭を使いません。
日本の種(卵)が輸出されても、外国産繭が輸入されることはありませんが、外国産繭を使うメリットはありません。
私どもは、養蚕時期には見学も承ります。『りょうぜん天蚕の会』では、新規会員さま募集もしております。ぜひ、お問い合わせください。


加工方法へのこだわり
私どもは、蚕を殺さず山へ還します。
通常は、繭を熱処理して中のサナギを殺してしまいますが、それでは、大切なタンパク質が熱変性してしまいます。つまり、シルク成分が損なわれてしまうのです。
それを防ぐために、一粒、一粒の繭を切開して、サナギを殺さずに取り出す、希少な生繭加工を行います。そのため、一シーズンに取り出せる繭の数が限られてしまいます。
商売を優先するなら、簡便に乾繭を使うところですが、それは私どもの目指すものではありません。
その為、野菜で例えれば季節ものと一緒で、収穫期を過ぎると繭が無く、数量の乏しさから、多くの通販会社さまのご要望をお断りして参りました。

産地としてのこだわり
福島県は、飛鳥時代から1500年続く養蚕他です。
収穫高は群馬県に続く全国2位ですが、農家一戸当たりの収穫高は全国1位で、これは品質の高さです。
私どもも『りょうぜん天蚕の会』の会員として、日々、養蚕に励んでいます。
全国的に、養蚕は減少傾向にありますが、国産シルクを愛してくださる、多くのお客様に支えられ、これからも研鑽を積んで参ります。

シルクへのこだわり
シルクは肌とほとんど同じ18種類のアミノ酸です。私どもは、大切なアミノ酸を損なわないよう細心の注意を払っております。
シルクのスキンケア特性につきましては、日本人が1000年以上に亘って使い続けた、代替療法的側面がありますが、近代に至って、アミノ酸(セリン)の親水基作用による保湿性が確認され、UV効果も、また、絹の黄変が紫外線吸収による防御作用と確認されております。
更に、環境に優しい生分解性や、静菌性など多くの特性が知られております。
但し、『加水分解シルク』や、『化学合成シルク』など、バイオ技術を駆使したシルクは、多くのシルク特性を保持しません。
私どもが天然繭にこだわる所以です。
放射線につきまして
繭の放射線被爆につきましては、毎年の収穫後に【福島県ハイテクプラザ】にて検査を行っております。
2012年晩秋繭までは、
環境放射線と同等かそれ以下との検査結果が、【JAふくしま】へ報告されています。
2016年春繭は6月の収穫後に検査されます。


泡で洗うわけではありません
石鹸は洗浄力がなければいけません。
でも、泡が洗浄力ではありません。誤解されやすいのですが、泡の役割は、汚れを包み込むこんで、浮かして剥がすことです。つまり、包みこめない汚れを剥がす力はないのです。
汚れを落とすのは「泡」ではなく、石鹸液の持つ「洗浄力」です。
例えば、皮膚の角質層に泡が浸み込むでしょうか?それが可能ならば、細胞膜が侵食されてしまいます。
では、泡とは何でしょうか?
石鹸の持つ洗浄力の目安なのです。
なぜかというと、石鹸液は、ある一定以上の濃度があってはじめて洗浄力が出るからです。そして、泡の立つ濃度と洗浄力の出る濃度はほとんど同じ。ですから「泡が立っている=汚れを落とす力がある」と判断できるのです。
その意味で、シルクの持つミクロの泡が持つ、総表面積という数値は絶大なのです。

ALMA Co.,LTD


inserted by FC2 system